第653話「風邪よ永遠に」

午前四時の自宅。

自宅療養中に仕事を進めていた男が現れた。

意識を取り戻した男は仕事(一般人が想定する自動的に金が貰えなければやらない行動を指す言葉。一般に一般人は生活に困らないだけの金を自動で貰いたいと考えている)よりもずっと休養を優先すべきだと気づいた。インフルエンザで気絶するまで働いて死ぬとなれば企業の方もたまったものではないだろう。男はベッドに戻り、彼がインフルエンザ女子高生として猛威を振るった歴史は封印された。

そこにいきなり長いレールガンを持った女子高生がやってきて、とにかくすごい攻撃で風邪女子高生の肉体を墓に戻した。

こうして世界人口の減少は防がれた。

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