第624話「前提条件」
午前十時のレールガン女子高生宅。
レールガン女子高生が現れた。
レールガン女子高生は最優の未来(レールガン女子高生が想定する広い可能性の存在する未来を指す言葉。レールガン女子高生が誕生しないことが前提条件)よりもずっと小さな目標の達成を重ね、最終的に理想的な未来を手にすればいいのだという段階的な挑戦をしていた。まずは太平の世を築くところから始めようと時代を遡り、レールガンをぶっ放して鎌倉幕府を作り、それから運営を任せる人員を育み、定めていった。未来づくりは国づくり、そして人づくりから始まるのだ。
だがいきなり長いレールガンを持った女子高生が飽きて、とにかくすごい攻撃でレールガン女子高生に関する記憶を幕府の人々から消去した。
国の前に自分を育てなければならないことが判明した。
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