第609話「Re:聖夜の女子高生Ⅴ」

午前九時の調理室。

三徳包丁を巧みに扱う女子高生が現れた。

三徳包丁女子高生はなりきり女子高生(一般人がが想定する有名生主を指す言葉。放送内容は宗教じみているが、不思議と閲覧数は伸びるので何か別の力が働いているのではとの推測が止まない)よりもずっと出汁へのこだわりが凄まじく、ケーキを作るにあたっても昆布の煮出し汁を仕込むという調理法を実践していた。昆布だし入りケーキを友人たちに食べてもらうと、友人たちのもとには幸福が舞い降り、三徳包丁女子高生のサンタ度が上昇していく。

だがいきなり長いレールガンを持った女子高生がやってきて、とにかくすごい攻撃でサンタエネルギーを奪っていった。

レールガンの闇が深まる。

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