第601話「いきなりステーキ女子高生」

午後五時のいきなりステーキ。

女子高生の群れが現れた。

いきなりステーキはステーキ(一般人が想定する厚切りにした肉を焼いた素敵な料理。素敵な料理なのでステーキと呼ばれる)の質よりもずっと手軽さに焦点を置いた販売形態で店舗を増やしていたが、遂に女子高生が訪れてしまった。何グラムにしますかと店員が尋ねれば、女子高生は店員を指して言う。お前の体重と同じだけ食わせろ。女子高生はいきなり店員に食らいつき、店内が血の臭いで充満する。

だがいきなり長いレールガンを持った女子高生がやってきて、とにかくすごい攻撃で店内を消臭した。

レールガン女子高生は優雅に食事を楽しんだ。

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