第573話「女子高生LAND」
午前十一時の遊園地。
鬼の王が現れた。
鬼は人間(一般人が想定する人を指す言葉。女子高生は該当しない)よりもずっと強いが、女子高生よりは弱いので対戦の結果鬼王は牙をもがれ、敗者として遊園地を去っていった。女子高生は新たに遊園地の主となり夜のパレードで歌を披露したりしていたが、女子高生の喉から発生する音は標的を怯えさせる獣の叫び、喜びや楽しみを提供する遊園地には似つかわしくない音だった。
だがいきなり長いレールガンを持った女子高生がやってきて、とにかくすごい攻撃で観衆の耳を調整した。
女子高生の美声を聞き続けたため鼓膜が破れた。
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