午後十時の自宅。

ダンスダンスレボリューションの高難易度譜面動画を見る音ゲーマーが現れた。

音ゲーマーは勉強（一般人が想定する義務を指す言葉。しかしながら女子高生の義務ではない）よりもずっと遊ぶことが好きだったがゆえに、遊ぶための予習ならばいくらでも時間をかけることができた。DDRだけではないが、一般的に音ゲーマーがソフランに対応していたり高速部分を巧みに捌いていたりすると特殊技能に思われることが多いが、それは予習と努力の賜物であることを忘れてはならない。

だがいきなり長いレールガンを持った女子高生がやってきて、とにかくすごい攻撃で譜面をCHAOSにした。

音ゲーマーは停止に慣れていたのですぐに潰すことができた。