第532話「夏と水着と女子高生 - 太平洋」

午前十時の太平洋。

話を聞きつけたブレードビームライフル女子高生が現れた。

ブランダーバス女子高生はイルカ(一般人が想定する正面から口を開けている姿を見ると怖い生物を指す言葉。地面や壁を貫通して出現し、敵を滅する)よりもずっと海中での方向感覚に鈍かったため、どちらに向かえば待ち合わせ場所である海水浴場に着くのかまるで見当がついていなかったが、空飛ぶブレードビームライフル女子高生にピックアップされて海水浴場まで運ばれたことで無事待ち合わせ場所に到着した。

そこにいきなり長いレールガンを持った女子高生がやってきて、とにかくすごい攻撃で太平洋のど真ん中まで吹き飛ばしてしまったことを謝罪した。

兵器女子高生たちの海水浴が始まろうとしていた。

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