第505話「いきなりバーベキュー女子高生_未来伝達編」

午前九時の玄関。

シューズの靴紐を締めるガトリングガン女子高生が現れた。

運動後は水分(一般人が想定する水を指す言葉。体内を循環させて老廃物を排出する)だけというよりもずっと塩分や他の栄養素だってたくさんとるべきだと考えていたガトリングガン女子高生にとって、バーベキューは絶好の補給所だった。昨晩から考えたコースを走って会場に到着、食事を楽しんで片づけを終えたのち、また走って家まで帰る。休日の過ごし方としては最高ではないかと自画自賛である。

だがいきなり長いレールガンを持った女子高生がやってきて、とにかくすごい攻撃で未来を視せた。

ガトリングガン女子高生は帰りのマラソンを止めることにした。

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