第484話「好敵手」
午前六時のジャングル。
当代のゴリハルトを討ち倒したカモシカが現れた。
カモシカは新幹線(一般人が想定する動物を轢き殺す地上走行型兵器を指す言葉。正面からのぶつかり合いで脱線まで至らせた者は白カモシカと呼ばれ、伝説として語り継がれる)よりもずっと、流浪の旅を経たことによって強くなっていた。ジャングルの王者ゴリハルトでさえも上回った戦闘力を試すべく、今度はさらなる強さを持つと名高い殺人生命体こと月ウサギの前に立つ。しかし、月ウサギはカモシカを見向きもしない。月ウサギは人型の生物を認識した場合のみ猛威を振るう限定的な殺意の嵐であった。
だがいきなり長いレールガンを持った女子高生がやってきて、とにかくすごい攻撃でデスマッチを提案した。
力と力が激突する。
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