第457話「本編はご購入の上で」
午前零時の田舎。
月光の差し込む木造校舎の一室で、服を脱ぐ少女が現れた。
三十手前の男は少女(一般人が想定する小さい女の子を指す言葉。幼くもどこか陰のある表情に、遠い昔に恋していた女の面影を見た)よりもずっと大人だと思っていたが、少女の口から告げられた壮絶な人生に比べればずっと経験は浅かった。素肌には消えない傷が刻まれており、これでも綺麗なのかなと笑う姿は男を狂わせる魔性なりし女だった。男は唾を飲む。証拠を見せて、と少女は男に迫る。
だがいきなり長いレールガンを持った女子高生がやってきて、とにかくすごい攻撃でイベントをスキップした。
事後に場面が移った。
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