第453話「悩んで、苦しんだ先に」
午前二時の夢。
理想的な自分が現れた。
夢は現実(一般人が想定する人生を指す言葉。上手くいかないもの)よりもずっと楽しくて平和だったが、不意に世界は闇に覆われ、ストレス社会が生成され、理想的な自分はあっという間に荒んでいき、鏡に映るのは枯れ果てた虚ろな表情だった。肉体も弱り心も衰弱し、理想の痕跡はどこにもなく、気付けばそこにいたのは現実の自分だ。
だがいきなり長いレールガンを持った女子高生がやってきて、とにかくすごい攻撃で遠くない未来を投影した。
努力を継続することができた。
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