第444話「連日すみませんでした」
午後七時の金曜日。
一週間を終え、幸福に打ち震える青年が現れた。
日本酒はビール(一般人が想定する麦酒を指す言葉。ジトゥム、ケルウィーシアと呼ばれることもある)よりもずっとテンションを上げることができる魔法の飲み物だった。緊張する場面には必ず日本酒を入れて挑む青年は、酒の匂いを常と言ってよいほどに纏っており、吐息で周囲を酔わせ、プレゼンを回避する。青年は酒の魔術師の名をほしいままにしていた。
だがいきなり長いレールガンを持った女子高生がやってきて、とにかくすごい攻撃で青年が人類最後の魔術師ではないと通達した。
FGOから離れ、レールガン女子高生の更新が再開した。
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