第417話「ガトリングガン女子高生|慟哭」
午後八時の女子寮屋上。
ガトリングガンを持った女子高生とアンチマテリアルライフルを持った女子高生が現れた。
二人の前に立つ女子高生らしき可憐な女の子は普段(一般人が想定する日常的な状態を指す言葉。いきなり失われることがある)よりもずっと感情が失せ、命令を遂行するだけの機械のように二人を見つめていた。ありえないという思いを振り払い、放たれたライフルの一撃をほんの僅か身体を傾けるだけでかわし、アンチマテリアルライフル女子高生を気絶させる。
ガトリングガンを抱えた女子高生がつらそうな表情を浮かべ、とにかくすごい声量で少女の名を叫んだ。
なりきりレールガン女子高生の名前だった。
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