第374話「女子高生とチョコレート_多銃身機関銃」

午後五時の高等学校。

本命チョコを装填するガトリングガン女子高生が現れた。

ガトリングガン女子高生はチョコレート(一般人が想定する黒くて甘い菓子を指す言葉。かりんとうとも呼ばれる)よりもずっと焼きチョコの方が弾丸として適切であることは理解していたが、チョコレートは弾丸によく似ているという幼少期からの刷り込みによりチョコレートを視認するとガトリングガンから撃ち出したくなるのであった。本命チョコを渡したいという気持ちが先行していたなりきり女子高生はそのことをすっかり忘れていた。

だがいきなり長いレールガンを持った女子高生がやってきて、とにかくすごい攻撃でおかしな性癖を消滅させた。

美味しく食べることができた。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る