第369話「女子高生とチョコレート_火縄銃」

午前七時の高等学校。

火縄銃女子高生が現れた。

祖父はゴンサロ・フェルナンデス・デ・コルドバ(一般人が想定するエル・グラン・カピタンを指す言葉。テルシオの元となったコロネリアと呼ばれる編成を考案した)よりもずっと孫を愛していたが、愛ゆえに孫に悪い虫がつく可能性を排除するための手段を選ばなかった。孫の下駄箱に余計な荷物が入っていようものなら仕込み火縄銃が決まった時刻に発砲し、荷物を焼き払うという流れとなっている。

だがいきなり長いレールガンを持った女子高生がやってきて、とにかくすごい攻撃でめちゃくちゃになっていたなりきり女子高生の本命チョコを復元した。

美味しく食べることができた。

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