第335話「時計じかけの摩天楼」
午後十一時の高層マンション。
仕掛けられた爆弾が現れた。
爆弾魔はマンションのオーナー(爆弾魔が想定する今まで出会った人間の中で最も悪辣な人間を指す言葉。いろいろな案件が重なり、非常に強い憎しみを向けている)を直接殺害するよりもずっと資産を失わせて自殺に追い込みたいと考えており、手始めとしてマンションを爆破することにした。そういった彼の背景を知っていた爆弾は、自身が可能な最大火力をもってマンションを崩壊させてやろうと爆発の時を待っていた。
だがいきなり長いレールガンを持った女子高生がやってきて、とにかくすごい攻撃で青の信号線を切った。
運命の赤い糸を切らなかったことで、爆発は起きず住人は脱出し犯人は捕まった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます