第327話「死ぬまでのお付き合い」
午前十時のトイレ。
個室にこもっている老人が現れた。
老人は若者(一般人が想定する若い者を指す言葉。具体的な年齢は状況如何で変わる)よりもずっと身体が弱く、骨密度もなく、よく体調を悪くするし骨は折れるし死は間近といった印象を抱かせる姿だった。とはいえ酒を好んで飲んでいるのは死を目前としても変わらぬ日常であり、すなわち今日の体調不良は明らかに過剰飲酒が原因である。
だがいきなり長いレールガンを持った女子高生がやってきて、とにかくすごい攻撃でアルコール許容量を引き下げた。
老人は二日酔いしなくなった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます