第291話「仕事納め、レールガン納め」

午後四時の企業。

年内の仕事を終えた社員が現れた。

平社員は幹部(一般人が想定する偉い人を指す言葉。凄いかどうかは場合による)よりもずっと給料が少なかったが、役職持ちになると残業代やら諸々が出ずに仕事を終えたはずの会社に呼び出されて仕事を継続して投げられ、またそのストレスを部下にぶつけるので結果的に社会はクソだった。

だがいきなり長いレールガンを持った女子高生がやってきて、とにかくすごい攻撃で社会を破壊しなかった。

何故ならば人間は社会生活を営む生物だからである。

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