第280話「そして死んだ」

午前五時の喫茶店。

入稿〆切三日前、作業を行う男性二人組が現れた。

男性は男性(一般人が想定する男を指す言葉。性欲が強い)よりもずっと効率の悪いやり方で作業を進めていたが、かけている時間が段違いだったため進行度は男性の方が遥かに早く、というか今完成して入稿したところだった。時間をかければいいというものではないと考えかつ自分の能力を過信していた男性はというと、いくら効率良く作業を進められる手段を確立しているとはいえかけた時間が少なすぎたので睡眠不足が連日続いていた。

なのでいきなり長いレールガンを持った女子高生がやってきて、とにかくすごい攻撃で睡魔を呼び寄せた。

男性は安らかな眠りについた。

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