第195話「パンツじゃないから」

午前十一時の小学校。

スクール水着を身につけた女子小学生が現れた。

女子小学生は女子小学生(一般人が想定する女子小学生を指す言葉。ここではゆきのちゃんを指す)よりもずっと好奇心旺盛で大胆な性格をしていた。それとは対象的に、恥ずかしがり屋で大人しいゆきのちゃんは女子小学生ほど存分にプール授業を楽しむことができずにいた。

だがいきなり長いレールガンを持った女子高生がやってきて、とにかくすごい攻撃でスクール水着を晒しても恥ずかしくなくなる魔法のキャッチコピーを授けた。

たかが水着なのでゆきのちゃんは恥ずかしくなくなった。

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