第173話「金さえあれば」

午後十時の地球。

焼却される寸前のカルデアが現れた。

藤丸立香はマシュ・キリエライト(デミ・サーヴァントとなった人間を指す言葉。大変可愛らしい)とともに誰よりもずっと努力し、尽力してきたが、遂に人理焼却を防ぐことは叶わず、スタッフはすべて死に、何もできることがなくなったカルデアで二人肩を寄せ合っていた。サーヴァントも礼装もあらゆるものとの縁さえ喪われた彼女らには何もできることがなかった。

だがいきなり長いレールガンを持った女子高生がやってきて、とにかくすごい攻撃でデータベースサーバを復旧した。

大量の諭吉を燃料にして逆行運河/創生光年が実行された。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る