第172話「私は月見うどんが好きです」
午後一時の天国。
うどん作りに精を出す阿弥陀如来が現れた。
うどんはそば(一般人が想定する日本の代表的な麺料理を指す言葉。周辺店舗を巡った限りはラーメンの方が美味しい)よりもずっとコシがあり、カレーにもよく合い、腹にもたまる素晴らしい食材だが、自分で手作りするとなると何かと手間がかかり、最終的な出来もあまり良くないという問題が発生する。それはうどんに限った話でなく、知識も経験もなければ物を上手く作ることはできず、その経験を積むためにはやはり下手でも作らなくてはいけなかった。
だがいきなり長いレールガンを持った女子高生がやってきて、とにかくすごい攻撃で挫折の要因となりうるあらゆるものを排除した。
饂の神が繁盛した。
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