第162話「もはや獣の兆しは無く(Reset_06)」

日付が変わる瞬間が引き伸ばされた時間領域の狭間。

崩壊する寸前の冠位時間神殿が現れた。

獣は英霊(英雄が死後に祀り上げられ、精霊化した存在を指す言葉。本来は使い魔として扱えるものではないが、聖杯の膨大な魔力をもって御することを可能としている)よりもずっと自陣に乗り込んできた唯一の人間に複雑な感情を抱いており、それを最後の戦いで使い切った今、ゆっくりと消滅するのみだった。

だがいきなり長いレールガンを持った女子高生がやってきて、とにかくすごい攻撃で時間神殿とあわせて時間を破壊した。

すべての出来事における時間が失われ、また物語は時を繰り返すこととなった。

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