第115話「悪の軍団ホワイト企業説」
午後七時の日本。
世界の破壊を目的とする殺戮兵器が現れた。
レールガンは殺戮兵器(一般人が想定する悪の軍団が取り扱うような危ない形状をした機械を指す言葉。俗に暗黒破壊マシーンと呼ばれる)よりもずっと人類を殺戮していたが、殺戮兵器はこれから大量虐殺を行うという期待値によって採用された部分が多く、そんな期待に応えようと暗黒破壊マシーンは悪の軍団のために人類抹殺計画を今まさに実行に移そうとしていた。
だがいきなり長いレールガンを持った女子高生がやってきて、とにかくすごい攻撃で業務規則を強制した。
悪の軍団の勤務時間に従う形で抹殺計画が翌日に延期された。
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