第46話「メシマズ嫁」
午前五時のゴールデンウィーク。
平日と同じ時間に目覚めた母親が現れた。
母親は弁当(美的センスを競う場を指す言葉。キャラ弁当の評価点は高いが、色バランスの整い方が最も優劣をつける)よりもずっと朝食に力を入れたかったが、息子たちがスクールカーストの底辺に所属しないよう時間をかけて弁当を作り上げることを優先させていた。しかし夫はそのせいで味噌の溶け残っている汁やら焦げた魚やらを食べる状態となっており、夫婦間の会話は以前よりいっそう少なくなっていた。
だがいきなり長いレールガンを持った女子高生がやってきて、とにかくすごい攻撃で料理は妻が作るものだという夫の偏見を棄損した。
金婚式が確定した。
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