集団狂気1

 僕はよく「集団狂気」というのをテーマに取り上げます。


 ここに公開しているものでも入っていないのは「メイド DE ナイト」くらいですね(短編は別)。


 この集団狂気とは何か? と言うと、


 記憶に新しいものでは、高速道路で進路を妨害して夫婦が死傷した事件(2017/10現在)。


 加害者と同じ名字だと言うだけで、非難の対象になったという建設会社ですね。


 ある日突然、全く身に覚えのない、事実無根の事で非難の的になり、損害を受け続ける。


 過去にはそれで人生を狂わされた人もいます。


  もちろんそれらも僕自身が調べたものではないですが、公的ニュースで報じられているものは謝罪訂正がない限り事実として問題ないと思います。


  僕はよくニュースの報道自体も疑うが、それはよく考えていると言うよりはミステリーも扱う者として裏側を想像する為です。



 こういう事をする人達はいわゆる狂人なわけですが、これは悪口でも何でもなく、そういう事をする、そういう思想を持つ人の事を狂人と呼んでいます。


 オイルショックも放送禁止用語だから言われないだけで、心理学的にはあれは集団発狂です。


 ここで誤解しないで頂きたいのですが、狂人と呼んだのは実際にネットに不確定の書き込みをした者や、迷惑電話などをして業務を妨害した人の事ではありません。


 発端となるのは狂人ではありません。


 彼らはただの悪人です。


 それが事実かどうかは関係なく、匿名で自身に実害が及ばないから堂々と犯罪行為を行っているだけなのです。


 たとえるなら、ある所に平和な国がありました。


 そこには警察がいません。犯罪と言う概念がありません。住人は互いに助け合い、物を分け合って暮らしています。


 そこへ彼らが人知れず訪れたら、虐殺し、略奪し、蹂躙するでしょう。


 そこには法はありません。誰も見ていません。住人は日本本国に訴え出る術を知りません。


 彼らは何食わぬ顔をして「得した」とホクホク顔で国に帰るでしょう。


 裁かれないから、見つからないからやっている。


 警察官いなければスピード違反するし、咎められなければ違法駐車もする。


 普段から違反切符に怒り、警察を憎んでいるでしょう。


 そういう者に「事実関係確認しよう」とか諭しても無意味です。


 スピード違反をした彼らにスピードメーターを見せたら納得して反省するのか? まあないでしょう。


 確認したら攻撃できないからしない。


 ネットの書き込みも、昔に比べればマシになっているのは摘発される例が出始めたからです。


 to be continued.

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