用語統一その2 すごい奴がやってきた?
コンピューターの世界では、画面に画像を描く事を「描画」と言いますが、
今年ネットのプログラム解説サイトなどを見ると、それを「描写」と解説している所があるんですね。
おそらくはネット上でプログラムを勉強した者が解説サイトを立ち上げたのでしょうね。
正しい用語を知らないで独学で学んだのです。
実際の所、それが間違いだと定義づけるものはありません。
しかしゲーム会社では「描画」「描写」は全く違う言葉ですね。
「描画がおかしい」ならプログラマーに回りますが、
「描写がおかしい」なら企画に回ります。
システムに演出がどうこう言っても全く通じません。
とあるプログラミングの質問掲示板でそう言っている人がいて初めて知ったのですが、
「混乱の元だから正しい用語を使った方がいいよ」
とアドバイスをしてあげた人がいましたが、
「誰が決めたんですか?」
「今はそう言うのが新しいのです。あなたは古いだけで間違ってはいないと思いますよ」
教えてもらう立場の対応ではない事は置いといても、なぜ混同してはいけないのかの理由をきちんと説明しているのだから理解しないといけません。
ネットに書かれているから――、いやネットは誰でも書けます。間違っていても校正入りません。
別にプロを目指してない――、いやあなたはそうでもそれを見た人が間違って覚えるから。
そしてそういうのが入社してくる時期があるのですね。
自分のやり方はこうだから、
こっちの方がいいと思った、
と全く指示に従わない。
自分では自己を主張できる「すごい奴がやってきた」と周りに見せられていると思っているのかもしれませんが、
こっちとしては「また来たよこういうヤツ」「3年に一度くらいに来るんだよね」。
とうんざりしているものです。
もちろんみんながみんなではありませんし、半端に仕事をかじった人間がやる事も多々あります。
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