つくりかた兼人録

TGS 東京ゲームショー

　東京ゲームショーの季節がやってきました。

　ゲームショーとは何か？　と言うと、毎年幕張メッセで開催される、次に発売されるゲームやハードウェアの出展です。

　発売前のゲームのデモや体験版を逸早くプレイできる機会でもあります。

　コスプレしたコンパニオン、タレントや芸人、名立たるクリエイターがゲストとして呼ばれ、トークショーをやったりもします。

　ゲームに参加しておまけを貰えたり、ミニ大会の景品やくじ引きなど、お土産もたくさん手に入る。

　ゲームに関わる人間ならやはり行っておいた方がいい。

　現場によっては業務優先という事で行けない事も珍しくないのですが、

　久しぶりに行った時に、長く忘れていた事を思い出したような気持になった物です。

　直接遊ぶ人を見て、自分も色々なゲームを見て、自分が何の為に、誰の為に物を作っているのかを改めて思い出した。

　長い事、ディレクターやクライアントなど、上の人間だけを相手にしていると、何かおかしくなってくるものです。

　そしてこのゲームショー。

　ビジネスディと一般ディがあるのですね。

　ビジネスディは平日にあり、主に業者向けのコンテンツも含まれます。

　開発用のソフトウェアの紹介であったり、専門学校生の作品展示であったり。開発、企画、報道の関係者のみです。

　一般ディは休日にあり、ゲストに来るタレントも豪華です。誰でもチケットを購入できます。

　僕はまだ一般日には行った事が無い。人が多いと聞きます。しかし一般人の反応を直に見るのも重要です。今年こそは行ってみたいと思っています。

　チケット実費ですけどね。

　しかしビジネスディ。関係者のツテでのみチケットを購入できるのですが、明らかに関係者じゃないだろうって客も混ざっています。

　子供連れだったり、手を繋いだカップルだったり。

　なんなんだ？　コイツらは。

　ビジネスチケットとは言え、登録さえすれば誰が行っても構わないので(登録者と行く人は同じでないとダメですよ)違反行為ではないのですが。

　こっちは仕事だと言うのに……。午後から仕事の場合もある。

　でもゲームショーは有給取って一日ゆっくり回りたい。

　前も 16:00 には会社に戻ると言って出た為に AKBのライブを見逃しました。

　当時はまだそれほどメジャーでなかったのでゲームショーのビジネスディにも出ていたんです。

　龍が如くではセクシー女優がゲスト出演していました。

　格闘超人ではすごい格好したお姉ちゃんが２時間くらい金網に張り付いています。前通るたびに「あ、まだ張り付いてる。大変だなぁ」と思う。

　一時期は減衰傾向にあり、場所も段々狭くなっていったものですが、VRの登場で一気に巻き返しました。

　Wiiの時もそうでしたが、やはりハードウェア的な革新がある時の方が盛り上がりますね。