ネタバレを含みますので、ご注意ください。

第1話　「リリシスの物語」

第2話　深く惑わしい、紅玉色の瞳。鮮やかな月の夜に、俺が主人公となること。

第3話　時空の扉とめくるめく広がる異世界事情。俺が冒険の旅へと出発したこと。

第4話　私の不可思議な家族について。そして、その不審な脱走と過去と笑顔のこと。

第5話　「魔導師エレノアの紀行，サンライン近郊編」

第6話　フレイアの失敗その①。時空酔いの俺が青い木の根元で眠りこけること。

第7話　青い空の下で見て考えて。俺が赤いワンピースの大魔導師ツーちゃんと出会うこと。

【幕間の物語①　とある青年騎士の昼下がり】

第8話　□と○で繋がる世界。俺がツーちゃんのスカートによって、真っ白となること。

第9話　優しいフレイア。俺が時空の要を探しに出発すること。

第10話　行くぜ、逆鱗狩り。ただし２６歳ニートの体力は、すでに限界に近かったこと。

第11話　不思議キノコと老いたる女王竜。俺が決死の覚悟で宙を舞うこと。

第12話　軽業師フレイアとそのおまけ、俺。俺が初めての空で、初めてのトリップしたこと。

第13話　「魔導師エレノアの紀行，魔の道編」

第14話　フレイアの失敗その②。俺が影の国で正四面体を探しに出掛けること。

第15話　影人たちの町と寂れた娼館。俺が呼びかけに応じてしまうこと。

第16話　不思議な美女・リーザロットと孤独な三角形。俺が理性と野性の間で抗い抜いたこと。

第17話　魔導師からの追撃。俺が初めて魔物と遭遇すること。

第18話　ドウズルと黄金獣のチェイス。俺が何度目とも知れず途方に暮れること。

第19話　浮遊する町。俺がアルバイトで学んだ教訓を改めて認識すること。

第20話　ツーちゃんのやり方その①。俺が再度、身をもって「魔法」の力を味わうこと。

第21話　ツーちゃんのやり方その②。言葉の壁と心の壁。俺が再び戦いへ赴くこと。

第22話　フレイアとの共闘（俺は彼女の乗り物）。俺が初めての喜びを知ること。

第23話　小さな剣士の戦い。俺が貯水池の深くへ潜ること。

第24話　フレイアと炎の蛇たち。俺が彼女の竜として、さらに躾かっていくこと。

第25話　水面の結界と、水底に潜むものたち。俺が小魚の気分を思い知ること。

第26話　魂を喰らう魚。俺が胃液に浸されたこと。

第27話　銀騎士の呪い。俺が闇の底へ引きずり落とされること。

第28話　魂の帰る場所。俺が雪に交じって風となること。

第29話　明かされる敵の正体、脅かされる「勇者」俺。俺が三度目の時空移動に挑むこと。

第30話　魔術師イリスと魔人クォグ。俺が魔法使いの弟子として勧誘されること。

第31話　嵐に裁かれるもの。俺が魔人・クォグと対決すること。

第32話　嵐の後。俺がタンポポの種になること。

第33話　琥珀色の圧力と戦いの残火。俺がツーちゃんと口論したこと。

第34話　魂の回廊とトレンデの裏庭。俺が黒衣の魔術師と向かい合うこと。

第35話　裏庭の攻防とその決着。俺が取り戻したもの。

第36話　トレンデの夕焼け、フレイアの微睡み。俺が最後の時空の扉を開くこと。

第37話　兄のいない家。もう聞こえない声。私が思い出した、ある重要なこと。

第38話　「３にんのお姫さま」

第39話　辿り着いた目的地、新たなる出会い。俺がまた一歩、歩み出すこと。

第40話　「蒼の主」の屋敷へ。俺が異国の街を歩くこと。

第41話　くるみ割り人形とリーザロットのお茶会。俺が３人のお姫様の話を聞くこと。

第42話　「リリシスの物語」と、サンラインの運命。俺がミントの良さに気付くこと。

第43話　伝承に綴られた海と船。俺がこの世界でなすべきこと。

第44話　リーザロットのお屋敷探検。俺が部屋へと案内されること。

第45話　リーザロット手作りの素敵なお部屋。だが俺は押入れで暮らしたいこと。

第46話　「孝」という字には二つの読み方がある。「俺」がニートなのは誰が悪いのか、話し合ってみること。

第47話　タカシの失踪と骸の剣士の来訪。俺がお屋敷の闇へ乗り出すこと。

第48話　秘めたる力と旅人のアミュレット。俺が「力」について知ること。