第1136話 『ピアノ四重奏曲変ホ長調作品47』 シューマン

 1842年の作品。


 10月から11月にかけて、短期間に書かれたようであります。


 シューマン先生、この年あたりから、体調を悪くしてゆきましたようですが、しかし、1843年には、『楽園とペリ』で成功し、活発さを一時期取り戻したようです。


 しかし、1844年からは、さらにまた、悪化してゆきましたような。


 しかし、それも、1845年には、ピアノ協奏曲を完成させるなど、体調が上がったり、下がったりを繰り返したようです。


 この作品、『うつうつ』的なところからは、やはり、第3楽章が美しく、じゅわじゅわ感が強くあります。


 第1楽章は、ちら、と、ヴァイオリン・ソナタ第1番を、匂わせるような?


 第2楽章は、交響曲第2番を、思わせたりもします。


 最終第4楽章は、これは、たいへんに快活で、親しみやすく、カッコ良く、調子の良いシューマン先生が見えるようです。ここは、むしろ、『うきうき』です。


 聴いておりますのは、ボザールトリオ、プラス、サミュエル・ローズさまのヴィオラ。



 

🐼🐼🐼🐼🐼🐼🐼🐼 うつ 🐯 うつ 🐥🐥🐥🐥🐥🐥🐥🐠 

 

 『今日のひとりごと』が、急速に、追いかけてきています。まさかとは、思ったのですが。

 


 


 

 

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