第1132話 年末特番7 『協奏曲ホ短調(リコーダーとフルート・トラベルソと弦楽合奏、通奏低音のための)』 テレマン


 テレマン先生(1681~1767)は、ヘンデルさま、大バッハさまとも、お付き合いがあり、バッハさまの次男さまの名付け親でもありました。


 大量以上の作品がありまして、一体、何曲書いたのか自体、はっきりはしていないようですが、実際は、4000曲以上あったと推測されるようですが、いまだに、整理がついていない、という、恐ろしい方です。しかも、作曲だけでなく、ビジネス・マンとしても、天才だったようで、様々な事業をやっていたようです。


 この作品は、もし、まだご存じないという方も、冒頭を聴いてみたら、『ややや、聴いたことあるような☺️』と、おっしゃる可能性がかなりありますような⁉️ あ、フルート・トラベルソは、横吹きのフルート。今で言います、フルートですね。ただ、今のフルートは、大概、ベーム式フルートといいまして、テレマンさまのころは、まだありません。はい。


 つまり、テレマンさまの作品のなかでも、よく知られた音楽であります。


 テレマンさまは、実に多様な書き方ができるかたで、こちらの第4楽章では、かなり民族的音楽を書いています。


 ちょっと、エスニックで、日本人には好かれそう。


 こうした作品の在り方は、このさき、モーツァルトさまや、ベートーベンさまもやってますし、やがては、ロマン派民族主義音楽にまで、流れ込んで行くような。


 だいたい、当時としては長生きでしたから、人生後半は、すでに古典派時代に入っております。


 まだまだ、未解明な部分がたくさんあるらしい、いささか、SF的作曲家さま。


 よろしければ、巨大な、『ターフェル・ムジーク』をどうぞ。

 

 身震いするほど、なかなか、すごい。


 あ、丑三つ時だ。




🐻🐻🐻🐻🐻🐻🐻🐻 うつ 🐑 うつ 🐭🐭🐭🐭🐭🐭🐭🐭🛸

 


 


 


 

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