第1125話 『主題と変奏曲 作品40』 C.ニルセン
というわけで、こちらが、作品40番の変奏曲です。これも、1917年の作品とのこと。
質素なテーマと、15の変奏が続きます。
やましんには、シャコンヌよりも、さらに、うつうつで、じゅわじゅわで、なかなか、奇想天外です。
なんとなく、先の読めない苦しい夢のようでもあり、かといって、悲惨というよりは、ユーモラスです。
この、1916年から、1917年は、ニルセン先生、けっして楽しい日々ではなかったようで、奥さまとギクシャクしていて、離婚手続きを開始しています。一方、作品としては、1916年に、人気作品『交響曲第4番』を初演しています。また、シベリウス先生は、苦心惨憺した、『交響曲第5番』の改訂版を初演しています。
『シャコンヌ』とこの『変奏曲』は、あいついで、作曲されたわけです。
1922年には、ニルセン先生も、傑作『交響曲第5番』の初演をしていますが、その年には、心臓発作を起こし、奥さまとは、関係改善したようです。
1924年、25年に、しべ先生は、交響曲第6番、第7番を書き、ニルセン先生は、25年に、最後の交響曲、第6番を完成させます。やましんは、この曲は学生時代から好きです。
てなわけですが、シベリウスさまとニルセンさまは、お隣同士でもあり、何度か会っていますし、お互いを高く認めてはいたようですが、あまり、仲良しにはならなかったようです。
ニルセンさまは、1931年10月3日死去。
シベリウスさまは、ずっと生きつづけ、1957年9月20日、死去しましたが、やましんはすでに、この世におりました。
💐🎉💐💐💐🎉💐💐 うつ 😢 うつ 💐💐💐💐💐💐💐💐🙇
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