第1122話 『交響詩 ロスティスラフ公』 ラフマニノフ

 ふうん。ラフマニノフ先生(1873~1953)、最初から、こんな曲書いていたんだ。


 1891年といいますから、ラフマ先生、18歳時代。


 とっても、幻想的な雰囲気に満ちた、あえて言えば、チャイコフスキーさまや、ワーグナーさまの雰囲気もあり、ラフマニノフ節、というような独特の音の動きは見当たらないけど、なかなか良い、うつうつした、音楽。


 でも、学生の作品というには、やはり、出来すぎですよね。


 いかに、ラフマ先生が、学生時代から完成された作品を書けたんだぞ、という、すごい証拠かも。


 現存している、ラフマさま最初の管弦楽作品とか。


 ラフマニノフさま、大金メダルで音楽院を卒業し、(小金メダルは、スクリャービンさまだったんだとか。通例を破ってふたりに与えるためとか?)前途洋々に見えた感じでしたが、『交響曲第1番』を、特にキュイさまあたりから酷評され、メンタルに大打撃を受け、これを乗り越えたのが、ピアノ協奏曲第2番の成功だった、などは、有名なお話しです。


 ラフマニノフさまには、ピアノ演奏の録音がかなりたくさん残っているので、伝説の存在ではなくて、直に聴くことができる存在。


 聴いているのは、メロディアのCD。(まだ、ソ連だった時代。指揮は、日本でも人気の、スヴェトラーノフさま。氏のピアノ演奏によるラフマニノフさまも聴くことが出来ます。じつは、これが、さらに、うつうつ。ヴォカリーズなんか、泣きそう。SUCD 10-00146)



😢😢😢😢😢😢😢😢 うつ 💂 うつ 😳😳😳😳😳😳😳😳

 

 


 

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