第945話 『クラリネット、ファゴットとハープ付き弦楽のための二重コンチェルティーノ』 リヒャルト・シュトラウス


 なあんにもやりたくない、ものうい昼間には、ぴったりの音楽。


 1947年に書かれたというので、リヒャルト・シュトラウス先生(1864~1949)最晩年の作品。


 歴史的大作曲家としては、現代の入口まで生きていた方です。


 基本的に、新古典派的なのか、後期ロマン派の名残なのか、というあたりです。


 まだ、シベリウス先生(1865~1957)はご健在でしたが、表だった作曲活動は、ほとんど見られなかったので、19世紀から生き残って活動していた、数少ない大家であります。


 もともと、アンデルセンさまの、『豚飼い王子』のお話を、王女さまを、クラリネット、王子さまを、ファゴットが語る、みたいな音楽物語という形にするつもりだったらしいですが、それは、やめにしたとか。(なんで?)


 結果的には、3楽章形式の、わりに見た目は古典的な協奏曲風になっております。


 やましんは、ぼうっと、聞き流しています。


 リヒャ・シュト先生の作品としては、あっさり味で聴きやすいと、思います。はい。


 聴いておりますのは、コッホ・シュワンから出ていたCDに、WAVEさまが、日本語解説を付したものです。(ANN569)






・・・・・・・・・・ うつ 🐷 うつ

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