第920話 『10の小品集 作品24』 シベリウス


 現在の形になっているこの小品たちは、1895年から、1903年までに渡って書かれた作品さんたちです。


        🌷


 即興曲ト短調


 ロマンスイ長調


 カプリースホ短調


 ロマンスニ長調


 ワルツホ長調


 牧歌ヘ長調


 アンダンティーノヘ長調


 ノクターンホ短調


 ロマンス変ニ長調


 舟歌ト短調


       🛶



 となっております。


 第3曲と、第7曲には、初稿バージョンが残っていて、第6曲は、1904年に改訂版が作られたとのことです。


 こうしたすべては、スウェーデンBISから出された『シベリウス全集』の第4巻、『ビアノ音楽 Ⅰ』に収録されております。


 この作品集のなかで、一番よく知られている曲は、第9曲の、『ロマンス変ニ長調』で、単独でも、良く演奏される、しべ先生のピアノ曲のなかでも、人気作品です。


 しっとりとしながらも、その起伏の大きさは、しべ先生の特徴でもあります。


 なかなか、癒し度高し。(個人差あります。)


 なお、いま聴いているのは、20世紀後半に、オリンピア・レーベル(同じ内容のものが、CONTINUUM・レーベル、さらに、Musical Heritage Society・レーベルからも出ていたらしいです。altoレーベルから、5枚組CDが出ていました。) から出ていた、アネット・サーヴァデイさまによる『ピアノ作品全集』の第1集です。


 この先、ぼつぼつと、このサーヴァデイさまの全集(全5枚)をおいかけながら、最後の作品番号まで、たどって行きます。(BISの全集だと、たくさんありすぎで、収拾がつきにくいものですから。はい。ただし、解説は、BISの全集を参考にさせていただきます。最良のものなので。なお、録音演奏自体には、舘野泉さまの素晴らしい演奏が多数あります。そのほか、タワスジェルナさまや、ハイノネンさま、イムセさまなどの全集録音があります。興味深いところでは、グールドさまによるアルバムが、ファンには有名です。ヴィータサロさまのアルバムも素敵。けっこう、たくさんあります。)


  

 ・・・・・・・・・・ うつ 🌷 うつ ・・・・・・・・・・

 

 


 

 

 

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