第896話 『シャンソンとパディネリ』 カミュ

 ピエール・カミュさま(1885~1945)については、詳しいことがわかりません。


 やましんが聴いているのは、加藤元章さまのCDです。(ライヴノーツ WWCC-7228)


 前半のシャンソンが、非常にじゅわじゅわです。


 後半は、華麗になります。


 音楽的には、フォレさまの『ファンタジー』と同じよな方向で、いかにも近代フランスのフルート曲の典型、という感じであります。


 それにしても、こうした音楽を聴きますと、むかし、フルートのコンヴェンションなんかに、参加していた時代が思い起こされます。


 といっても、アマチュアのぼくは、ひたすら、聴いて、観てまわるだけなんですけど。


 だから、ああした、華やかな場所でも、ある意味あいかわらず孤独で、あの雰囲気は、懐かしいと同時に、今からすると、一種のストレスにもなるのであります。


 こうした作品を聴くと、ある種、息苦しさを感じるゆえんです。


 心理と言うものは、自分勝手で、むつかしいものなんです。


 まあ、そういう雰囲気の作品です。




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