第883話 『チェロ・ソナタホ長調』 フランクール
フランソワ・フランクール先生(1698~1787)は、フランスの作曲家さま。
『うつうつ』は、初登場であります。
この作品、チェリストのかたには、けっこう有名な作品のようなのですが、一般的に、普段良く耳にするかというと、そうでもないような。
もっとも、クラシック音楽の多くは、尋ねてゆかないと会えないことが多いものです。
でも、尋ねて行けば、いっぱい良い音楽を聴かせていただけるわけ。
ま、多少、お代がかかるのが普通ですが。
全体は、5つの楽章から成っていて、ほんと、素直でまっすぐな、気持ち良い音楽です。
やましんは、第3楽章にある、みやびで、ちょっと憂いも見せる『ガヴォット』が気に入っております。ここは、いくらか『じゅわじゅわ』音楽。
まあ、大バッハさまの作品でもそうですが、『ガヴォット』というものは、本来は舞曲でしょうけれど、なんだか、自分に合う感じがするのであります。
もともと、フランス発祥の舞曲とのこと。
そういえば、ゴセックさま(1734~1829)の『ガヴォット』は、日本でもおなじみかと。
こちらは、ヴァオリンの作品のようですが、ピアノソロ、フルートのソロ、いろいろ活用されている有名作品。
それで、フランクールさまは、もともと、ヴァイオリニストであったということで、『ヴァイオリン・ソナタ集』のほうが有名かもしれません。
でも、なかなかの、大物だったようです。
先にご登場いただきました、ルベルさまとは、長い親友関係にあり、オペラの合作などもあるそうです。
持つべきものは、良い友ですか。
やましんみたいに、自分が偏屈だと、なかなか、お友達もできないですね。
今聞いておりますのは、ブリリアント・レーベルから、かなり以前に出ていたCDです。(99386)
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