第828話 『ポロネーズ第5番嬰ヘ短調作品44』 ショパン
ショパン先生の『ポロネーズ』は、16曲残されているそうです。
たしかに、『英雄ポロネーズ』『軍隊ポロネーズ』が、有名どころですが、やましんは、この作品がすごい、と、思っております。
この、異様なほどの緊迫感。
レコード盤に傷が入ったのか❗(古いけど)と、思うような、しつこいくらいの反復。
さらに、なぜか、別世界にワープしたような中間部。
これは、ポロネーズのなかに、マズルカを入れているんだそうですが、ショパン先生の作品には、こうした異世界に転移する不思議な場面が、よくあります。
『英雄ポロネーズ』でも、中間部の後半に、そうした異世界が入ってきます。
これがなければ、全体が崩壊してしまうような、要石、みたいなものと見ることができるんだろうな、と、思いながらも、なにか、不思議な気が収まらないのです。
なかなか、深い謎を秘めた名作。
1841年の作曲。
・・・・・・・・うつ 🤔 うつ・・・・・・・・・・
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