第823話 『ペトラルカのソネット第104番・第123番』 リスト


 フランツ・リスト先生(1811~1886)は、言葉は良くないけれど、怪物と言ったほうがよいような、19世紀の大物音楽家。


 しかし、ピアニストさまや、コアなファンの方を別とすれば、しろとには、なかなか、正体がわからない。


 いったい、いくつ作品があるのかさえ、よくわからない。


 レスリー・ハワードさまの、ピアノ作品全集は、CD95枚に及びます。


 しかも、リスト先生は、ショパンさんと違って長生きしたし、管弦楽作品も沢山あります。


 こちらの2曲は、『巡礼の年第2年…イタリア』に含まれ、わりに良く聞く、有名どころのピアノ作品ですが、けっこう、じゅわじゅわなところがありまして、たいへん、結構な作品です。


 長生きなさいましたので、若い時代のかっこよい肖像画から、晩年の、なんだか、忍術学園の園長先生のような写真までがあります。


 晩年には、次の時代を志向した作品もあるとのこと。


 また、すでに登場済みの、オラトリオ『キリスト』(1867年)のような、大規模な宗教音楽もありますし、なんといっても、『交響詩』分野の確立者ともされます。


 ショパン先生がもっと、長生きしたら、リスト先生のように、管弦楽作品に進出していたかもしれないです。


 一般には、『ラ・カンパネラ』とか、『愛の夢第3番』あたりや、『ハンガリー狂詩曲(19曲)』などが、よく知られます。


 ピアノ協奏曲(3曲)や、ピアノソナタロ短調などは、実験的な面があるとかも、言われますが、実験的かどうかは、やましんには、わかりませんが、なにしろ、たいへんに、面白いです。演奏は、非常に、大変だと思いますが。


 うつが、ぶっ飛びそう。



・・・・・・・・うつ  🌬️ 🤧 うつ・・・・・・・・・・


 


 

 


 


 

 

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