第788話 『交響曲第1番ホ長調作品26』 スクリャービン


 1900年の作品。


 ぎりぎり、19世紀。


 しかし、第6楽章まで、全曲の初演は、1901年5月16日。


 その、一番肝心の第6楽章が、理解されず、しばらく、鳴かず飛ばずになってしまったようです。


 芸術を讃える、芸術讃歌で、そんなにしつこいわけでもなく、むしろ、簡潔で潔い。


 やましんは、まあ、時代が違いますが、芸術が自己讃歌を歌って何が悪い❗


 シューベルト先生の、『楽によす』もあるだろう?


 と、思いますが、それからしばらくの20世紀は、指導者や、国家、組織、軍隊を讃える歌に支配されることになります。


 もちろん、現代でも、校歌、社歌、地元讃歌、など、さかんに作られて、歌われているわけで、それ自体が悪いと言ってるわけではありません。


 スクリャービン先生の、この交響曲が、もったいないと、申し上げているだけです。


 ほんとに、美しい作品です。


 じゅわじゅわで、癒し度かなりあり。(たしかに、ちょっと長いし、個人差あります。)

 


・・・・・・・・・・うつ  😢 😭 😢  うつ・・・・・・・・

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