第687話 『チェロ・ソナタ 作品27』 イングヴェ・ショルド
スウェーデンのモーツアルト、神童と呼ばれた、優れた作曲家(1899~1992)さま。
しかし、時流にのれなかったうえに、世渡りがあまり、上手ではなかったのか、いまひとつ、知られておりません。
この、チェロ・ソナタは、1927年の作品です。
たいへん、ロマンチックな作品で、たしかに、新しい時代の流れからは、外れています。
この年は、先輩、ステンハンマル先生が、まだ若くして亡くなってしまった年であります。(1871~1927)
しかし、スウェーデンでは、わりと、ロマンチックな作風を貫いた作曲家さまはあるので、作風だけが原因でもないのか?
引っ込み思案だったと言われますから、社会に対するおしが効かなかったのかも。
しかししかし、これを聴きますと、そりゃ、惜しいだろう、と、思います。
第二楽章なんか、じゅわじゅわの固まりです。(まあ、好き嫌いはあるでしょうけれど。)
CDは、スターリングレーベルから、出ておりました。(CDA-1665-2)
たしかに、かなり、内省的な、穏やかさが、やましんあたりには、ぴったり。
大言壮語しない。
こうした、謙虚な音楽は好きです
交響曲もあり。
・・・・・・・・うつ 🍃 うつ ・・・・・・・・
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