第672話 『アランブラの想い出』 タレガ


 『アルハンブラの想い出』とか、いくつか呼び方があるようです。


 やましんの年代だと、なんだかわからないけど、ギターを練習していた人は多かった。


 で、みな、トレモロの練習で、これを弾きたがったわけです。


 さいごまで、きちんと演奏できる人は、あまり、いなかったような。


 ギター教室が流行り、教材レコードなどもたくさん、あったらしく、いまでも中古やさんに行くと、その片割れを目にします。


 ずう〰️〰️〰️〰️〰️〰️〰️〰️〰️〰️〰️と、いままで、続けているかたがどのくらいあるのかは、わかりません。


 楽器というものは、基本的に、もちろん、孤独なものです。


 スポーツだって、そうでしょう。


 ただ、スポーツは、やはり、勝負をツける性格があり、楽器の演奏は、それが目的ではなく、音楽を演奏するためにあります。


 日本人は、いまだに、精神論に偏りやすいけど、アマチュアは、楽しくやらなくちゃ損です。


 ま、個人の性格にもよりますけど。


 それにしても、この、じゅわじゅわとした音楽は、たしかに、印象的で、癒し効果はかなり、あります。(個人差あります。)


 タレガさんとは、どちらの、たれがさん?


 すいません。


 フランシスコ・タレガ先生(1852~1909)は、スペインの、ギタリスト、作曲家。


 怪我をしたことから、失明の危機にさらされたところから、なかなか、波乱な人生が始まったようですが、天才とみなされながら、家出、と、帰宅、を繰り返したのち、ついには、ギタリスト、作曲家として名をなしました。


 時代的には、ロマン派真っ只中で、ショパンさまからも影響があったようですし、さまざまな、ベートーベン先生とか、の名曲を、ギター編曲したりもしたようです。


 タレガさまの名を、現代不滅にしたのは、やはり、セゴビアさまでありましょう。


 やましんは、例によって、流行っているものはあまり、好きにならない、へんなやつなので、高校時代に友人からギターを借りておきながら、いまだに、自室に置き去りです。


 かえそうか、と、聞くと、いいよ、と、いうものですから。


 彼は、コンピューター・ミュージックをやっていて、有名になったら、ラーメンおごってもらおう、とかおもいながら、フルートの作品を作ってもらって、世界初演はしたけど、お礼は、ビール1ダースだったなんて、すいません。無料の、演奏会だったもの、で。




・・・・・・・うつ  🎻  うつ・・・・・・・・・

 


 

 

 


 

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