第475話 『交響曲第7番』 ドヴォルザーク
『交響曲第8番』が、なぜか、『イギリス』と呼ばれることが、特に日本でよくみられたのですが、これは、出版社がイギリスの会社だったというだけのようです。
音楽的には、かなり民族色が強い曲なので、そうした呼び方はふさわしくない、と、先生がたから言われたせいか、最近は、あまり、そうした言い方は聞かない気もします。
もとも、ハイドン先生の交響曲なんかは、まあ、時代が古いこともあるのでしょうけれど、けっこう、いいかげんなお名前があったり、するような。
『朝』『昼』『晩』(第6、7、8番)なんかも、日の出を描写するような序奏があり、とか、…………
ううん、そうかなあ、……………
『校長先生(第55番)』は、リズムがそんな気がするから。たしかに。
『くま』さん交響曲(第82番)は、終楽章の足どりが、くまさんみたいだから。
なあるほどお…………
まあ、ハイドン先生の場合は、大方、ニックネームなんですね。
ドヴォ先生のばあい、むしろ、この『第7番』のほうが『ロンドン』と呼ばれてよさそうな。
ロンドン・フィルハーモニック協会からの依頼に基づいて書かれた作品です。
ドヴォルザーク先生が、一流の作曲家として、認定されたようなものですな。
ブラームス先生は、イギリスが大嫌いだったらしいですが、ドヴォルザーク先生は、そうじゃなかったのでありましょう。
第1楽章なんか、かなり、尊敬するブラームス先生風な感じもあるのですが、それでも、やはり、ドヴォ先生風なのは、あたりまえか。
第3楽章は、たいへんよくできた傑作。
ここは、やましん、むかしから大好きな音楽です。
民族舞曲調の主題が素晴らしいですが、音楽の彫り込みが深く、がっつり、聴かせます。
第4楽章は、ちょっとした、ドラマを見ているような、なんと申しましょうか、大変に、劇的な展開が楽しいです。
なんだか、『うきうき』で書いた気もしますが、癒し効果もバカにならないので(個人差あります。)、ここにも登場。
おやすみ前にいかが?
え、興奮して、寝られなくなった?
・・・・・・・うつ 💂♀️ 💂♀️ 💂♀️ うつ・・・・・・・・・・・・・・・・・
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