第470話 『大管弦楽のための組曲』 ヘレナ・ムンクテル
いわゆる、哲学的にとか、思想的に、深いとかではないのかもしれませんが、なんと、じゅわじゅわな、良い音楽でありますことか。
全体は、4曲からなります。
まずは、ブレリュード。
アタッカ(すぐに続けて)で、メヌエット楽章、それから、アンダンテ・モルト・レント・エ・ソステヌート、で、最後に、フィナーレ。
いいなあ。いいなあ。
ヘレナ・ムンクテルさまは、スウェーデンのダーラナ地方のご出身。(1852年~1919年)
ダーラナは、スウェーデンのハートなんて呼ばれる風光明媚で、伝統の豊かなところ。(行ったことないです。)
なんでも、樹齢推定、9550年!の、トウヒ類が見つかったのだそうです。
ヘレナ・ムンクテルさまは、製紙業を営む経営者さま、ヘンリク・ムンクテルさまの、お嬢様。
1852年の、11月24日のおうまれ。
お父様は、アマチュア音楽家でもあったそうです。
しかし、1861年に、他界なさったのだそうであります。
ヘレナさまの、姉妹の(上か下かわからない…sisterとなってます。)エマさまは、画家になられたそうであります。
経済的には、環境がよかったのか、一流の音楽家さまのレッスンをうけ、フランスにも、留学なさったとのこと。
歌曲が、作品の主体らしいですが、手元のCDには、管弦楽曲が4曲入っておりまして、これは、そのひとつ。(スターリング CDS-1066-2)
力のこもった部分もあり、かっこいいですが、叙情的な部分が、やましんには、たいへん魅力的。
ディーリアス先生の、先駆けみたいな趣がありまして。
でも、やはり、ほんのり、スウェーデン風なんです。
なお、スウェーデンの音楽については、『歌の国スウェーデン』戸羽 晟さま著、という、ご本がございます。
・・・・・・・うつ 😖 😞🌀 😖 うつ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます