第326話 『モーターバイク協奏曲』 ヤン・サンドストレム

 なんで、これが、『うつうつ』なんだ?


 と、言われましても、いささか、回答不能。


 一筋縄でも、二筋縄でもゆかない、正体不明な作品。


 でも、これが、面白いのです。


 なら、『うきうき』だろ?


 ま、そうなんですが……………


 ソロをするのは、トロンボーンさんです。



 冒頭部は、なんとなく、日本の古典芸能とか、そうした、ある種の精神世界みたいな雰囲気もあり。

 

 しかし、中間どこでは、たぶん、曲名の由来らしき、うるさい、バイクの叫びに似た音楽が響く❗ もう、うるさい‼️⚡👂⚡


 と、思っていたら、急に、シベリウス先生の『第7交響曲』のような、美しく響くブラスが、不協和音ばかりのオケの中から浮き上がってくるのだ‼️


 ここがあるから、『うつうつ』。


 やれやれ、じゅわじゅわだあ〰️〰️と、安心したら、大間違い。


 やがて、人の叫び声らしきなにかが、飛び交い出して、やましんをまたまた、混乱させてしまう。


 行き先不明?で、放り出されて、約25分の不思議な旅が消えてゆくのです。


 これまで、『うつうつ』で取り上げた、どんな作品とも違う。


 あえて言えば、エストニアのペルトさまに、ちょっと近いかもしれないけど、全然違うとも、思います。(なんだ、そりゃ?)


 まだ、やましんの中でも、解析不能。


 ばりばりの現代音楽でもなく、旋律的な要素も、不思議に、救い上げています。


 合唱曲を聞くと、いかにも、北欧的な透き通った響きも、聞かせます。(1990年の、サンクトゥスとか。)



 でも、たしかに、この協奏曲、もう一回、もうしますが、面白いですから、念のため。


 1988年から、89年にかけて作曲。


 あ、ヤン・サンドストレムさまは、1954年生まれの、スウェーデンの作曲家さんです。


 やましんが聞いてるCDは、フォノスウェシア PSCD87。


 日本がらみの曲も、入っております。





・・・・・・😂うつうつうつうつうつ😂・・・・・・・・・・・・・・・

 




 


 

 

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る