第260話 『魔王』 シューベルト

 泣く子も叫ぶ、不朽の歌曲。


 1815年11月16日に書かれたと、友人のシュパウンさんによって伝わる。


 やましん、先日、尿路感染で、夜中に、39度当たりまでお熱出したのですが、診ていただいている大学病院までは、電車で行くと乗り換えたり歩いたりで、1時間以上かかってしまうため、自動車を使いました。


 この時点では、まだ、38度くらいだたので、チャンスは今だけ❗と、判断しました。


 それでも、魔王さんが出るんじゃないか?


 と、いくらか心配でありました。


 普段35度台が当たり前のやましん、39度というと、手術した晩以来ですから、なかなか苦しい。


 この、父親に抱かれた坊やも、高熱に浮かされていたに違いないです。


 しかも、自動車と違って屋根もない。


 嵐の夜です。


 激しい雨、風、鳴り渡る雷鳴。


 激しくざわめく森の木々。


 苦しい坊や。


 焦る父親。


 荒い息遣いのおうまさん。


 坊やの幻想らしい魔王。(実在じゃないとは言い切れないか・・・)


 見事な音楽です。


 シューベルト先生は、わずか4時間程で、書いてしまったらしい。


 一番、恐ろしいのは、シューベルト先生に違いないです!




 ・・・・・うつ  😈⛈️⛈️🐎⚡⛈️ 😈  うつ・・・・・・・・・・・・


 


 

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