第252話 『マ・メール・ロワ』 ラヴェル

 不思議なラヴェル先生の不思議な音楽。


 頭からしっぽまで、癒してもらうことが、可能な音楽。


 ただし、周波数が合わないと、受信できない可能性もあるので、ちょっと注意が必要かもしれないです。


 もともとは、知人のお子さまのために書いたピアノ連弾曲だったけど、のちに、2曲追加して、バレエ音楽にも改訂。


 ラヴェル先生の場合、ピアノ版とオケ版両方ある場合がよくみられるので、それは楽しみのうち。


 CDあたりだと、もともとのピアノ連弾曲を管弦楽の組曲版としたものが、聞かれることが多いのかもしれませんが、統計など持ってないから、はっきりしません。


 実用的には、そりゃ、ピアノで弾かれることが、多いはず。


 眠りの美女のパヴァーヌ


 一寸法師


 パゴダの女王レドロネット


 美女と野獣の対話


 妖精の園



 ラヴェル先生のお部屋は、亡くなったあとに入ったところ、おもちゃ箱みたいだった。とか。 


 そういうことを考えると、ラヴェル先生の核心を握ってる作品かもしれないです。


 ピアノ版は、1910年で、管弦楽版は翌年。


 題名は、『マザー・グース』のこと。


 ちなみに、やましんのお部屋は、文字通り、ひっくり返った、おもちゃばこ。


 住人も、こわれたおもちゃみたいなものだもの。




・・・・・・う つ 🐻 🐼 👧 👨  う つ・・・・・・・・・・・・・・

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