第147話 『ワロンのクリスマス・キャロルによるふたつのパラフレーズ』 ジョンゲン
いやあ、これがまた、なんとも、良い音楽なのです。作品114番。
ジョンゲン先生(1873~1953)は、ベルギーの作曲家さんで、なかなかの大物であります。ヨンゲンと読まれていることもあります。
ただ、あまり、普段、日本の巷で盛んに聞かれているのではないようで、いささかマニアックな範囲かもしれないのですが、これがまた、聞いてみれば大変けっこうな音楽を書いた方であります。
この作品は、フルート3、アルト・フルート1の四重奏で、10分足らずの比較的短い曲ですが、素朴な雰囲気の中に、大変繊細な、デリカシーと言いますか、懐かしい暖かさと言いますか、まあ、昔はよかたなあ、と言いますか、まあ、そういう、普通の平和の良さがありまして、楽しい音楽なのです。
ところが、同じ作品114番には、他に『エレジー』という曲が入っておりまして、この背景には、ナチスによる侵略の陰があったようなのですが、そこらあたりは、そちらの専門書などをお調べください。
やましんは、ひたすら、慰めていただいております。
今夜も、睡眠薬がお約束の量では、効かないみたいな感じでありますが、そこは、がまんと努力で、朝までがんばる❗・・・がんばろう、かな。ちょっとだけ、がんばれる、かな。…がんばらないで、寝られたら、いいな。
・・・・・・うつ🐘うつ・・・・・・
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