青春もの。昨今痴漢に関するニュースが世間を騒がせていますが、この作品はそんなタイムリーな題材を扱った内容です。男子学生の単純でありながらもまっすぐな想いは、こう、なかなかリアルな感じがして共感できる部分もあります。電車で気になるあの子の近くにいる知らない人とか、結構ヤキモキしちゃいますもんね。青春ものが好きな方にオススメしたい作品です。面白かったです。
気になる女の子。満員電車。僕。何かが起こって欲しい。出来れば淡い恋の物語。しかし、実際起きてしまったのは痴漢疑惑。犯罪です。淡い恋心も凍てつく現実です。 痴漢容疑の男から、気になる女の子を守ろうと15センチまで勇気を持って近付けたのは、別件でお母さんが守ってくれた誇らしい思いがあったからこそ。そんな、守ると言う事に込められた強さを感じさせて下さいました。 女の子との距離を計る心情が、手に取るようにリアルタイムで伝わる表現や書き方が、とても心地よかったです。 素敵な物語を、ありがとうございました。
昔の事を思い出して懐かしさと、歯がゆくてそれでもああ、あったな~と思い出します^^僕がもう忘れていた気持ちなどがあり、キュンキュンしちゃいました。
電車という割と扱い辛いシチュエーションをうまく活かした作品です。コンテストのテーマもゴリゴリではなくさり気なく入っているところに作者の妙技を感じます。コンテスト頑張ってください!
なかなか題材にしにくいテーマなのに、ぐいぐい引き込まれて一気読みしてしまいました。主人公の僕の恋心を通じて、学生時代の恥ずかしくもまっとうな気持ちや、葛藤を思い出して甘く懐かしい気分に。短編で読みやすい字数ながら、展開もテンポよくてオススメです。あとの芽吹きを感じさせる、そんな読後も楽しめます。
ノンフィクションかと思うほどリアリティにあふれた、満員電車にまつわるお話。電車の中で異性の挙動が気になってしまう男子高校生の心情が、男性なら多くの人が共感できるような形で描かれていると思います。最後の締め方もそこまでの持って行き方も綺麗です。一万字の短編ですが、ちょっとした長編小説のような充実感でおすすめです。
思春期特有の甘酸っぱさ(男の子目線w)全開って感じでついつい応援したくなります♪読後感も爽やかでオススメです。
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