駆け出し作家 登場人物たちがちゃんと考える作品が好きです 結構読みます
主人公はヒュムという存在意義、自身の存在意義に悩みながら日々を過ごしている。閉ざされた空間で、何が幸せなのか、そもそも幸せに自分はなっていいのか――様々なことを考えながら、講義を続ける。 いずれ…続きを読む
人が人を助けるために、身体の一部を捧げる。家族ならば、愛する人のためならば、きっとそうしたいと願うであろう。しかし、生まれた時からそのために育てられてきたとしたら。今までにも幾つもの作品がこ…続きを読む
この作品に、何度も何度もレビューを書こうとしたのですが、うまく言葉にできずに毎回諦めてきました。そしていま完結に寄せて……やはり言葉にできません。なので、一言だけ言わせてください。人間であるな…続きを読む
命すら消耗する世界。 もはや、あり得ないとは言い切れない現実。 類まれな言葉の響きが美しいからこそ、世界が抱えた矛盾が浮き彫りにされている。 本当に不思議なことだけど、この物語そのものが…続きを読む
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